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伝承では、日本にブドウが渡来したのは奈良時代のこと。原産地からシルクロードを経て、唐から渡来したとされる。718年(養老2年)、各地を行脚した高僧・行基が、甲斐国勝沼(山梨県甲州市(旧・勝沼町))の柏尾山大善寺に薬種園を設け、そこでブドウ(甲州種)の栽培を始めたという。 また、平安時代末期の1186年(文治2年)、同じく甲斐国勝沼の住人、雨宮勘解由(あめみやかげゆ)が、山中より珍しい果樹を見いだして育てたことが、ブドウ栽培の始まりとも伝えられる。 いずれにしても、日本の葡萄園は、現在の山梨県甲州市付近で、ヨーロッパブドウの一種である「甲州」種の栽培を行ったことに始まる。勝沼周辺の農家では鎌倉時代からブドウ栽培が広まり、江戸時代には甲州ブドウの名声が高まった。 平成18年(2006年)産のブドウ生産量は20万9,800tで、作付け面積は1万8,900ha。都道府県別にみた収穫量割合は、山梨県が全国の26%、長野県が14%、山形県が10%となっており、この3県で全国の約50%を占めている。 世界では、生産されたブドウのおよそ1割が生食用で、8割が醸造用、残りがその他の加工用とされる。これに対して、日本では、生産されるブドウのおよそ8割が生食用で、1割が醸造用、残りがその他の加工用とされている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』